






INTRO


監督を務めたのは、そのビジュアルセンスと遊び心あふれる作風で注目を集めているオランダの新星、ザラ・ドヴィンガー。長編デビュー作の本作はベルリン国際映画祭に正式出品、カンヌジュニア映画にも選出され、本作を鑑賞した映画監督のショーン・ベイカーからも絶賛されるなど、世界各国から称賛の声が寄せられた。2人の旅を彩るのはダスティ・スプリングフィールドの「Stay Awhile」やペニー・アンド・ザ・クォーターズの「You and Me」など1960~70年代の印象的なサウンドトラック。アメリカン・ニューシネマへの愛をちりばめた、どこか懐かしくもまったく新しいロードムービーが誕生した。
STORY
ママがやって来る!児童養護施設で暮らす11歳の少女ルーのもとに、離れ離れだった母親のカリーナから突然連絡が入る。自称ハリウッドスターのカリーナは、再会を喜ぶルーを勝手に施設から連れ出し、「ポーランドのおばあちゃんのところへ行く」と告げる。カリーナにはルーとずっと一緒にいるための、ある計画があったのだ。「人生はゼロか100かよ、お嬢ちゃん」。ルーは破天荒な言動を見せるカリーナに戸惑いながらも、母親と一緒にいたいという思いでついていくのだが…。



DIRECTOR

監督
ザラ・ドヴィンガー
Zara Dwinger
監督
ザラ・ドヴィンガー
Zara Dwinger
1990年、アムステルダム生まれ。スタイリッシュで遊び心のある作品を手がける脚本家・映画監督。世界のどこかに自分の居場所を見つけようとする若者たちの物語に惹かれる。文化人類学を学び、オンラインマガジンで編集者として働いた後、オランダフィルムアカデミーでディレクションを学んだ。初監督作品の短編映画『LIV』(2016)は新進気鋭の映画監督の作品を紹介する米国のショートフィルムキュレーションサイト「ショート・オブ・ザ・ウィーク」に取り上げられた。2018年にはロミオとジュリエットを現代的に解釈した『YULIA & JULIET』(2018)を制作。同作はベルリン国際映画祭にてプレミア上映が行われ、Vimeo Staff Pickにも選出。「ショート・オブ・ザ・ウィーク」では1000万回以上の視聴数を記録した。2020年には脚本デビュー作『A HOLIDAY FROMMOURNING』(2020)で10代が抱える悲しみについて描き、パームスプリングス国際短編映画祭に選出された。2021年にはオランダ映画祭が主催するタレント支援プログラム「Talent En Route」にて新進気鋭の映画監督として選出され、シネキッド(Cinekid)映画祭が主催する若手映画監督のコーチング・プログラム「Directors LAB」にも参加している。初の長編映画『KIDDOキドー』(2023)は第73回ベルリン国際映画祭のジェネレーション部門でワールドプレミアが行われた。
REVIEW

















COMMENT
(敬称略・順不同)
娘にクライド役を求める母親なんて碌なもんじゃない。
その母子関係が歪なのは事実だけど、
それでもそこに特大の愛があったのも本当で。
不器用で切なくてはちゃめちゃな2人の旅路、その時間のかけがえのなさを噛み締めた。
宇垣美里
奔放な母親と彼女を一途に慕う娘との不器用な交流を、アメリカンニューシネマへの衒いのない憧憬を通して描く王道ロードムービー。
社会の片隅で懸命に生きる人々を肯定する、その眼差しにショーン・ベイカー監督が共鳴を覚えたのも納得。
高橋芳朗
母と娘。生まれたからには、私たちには必ず母がいる。どこまでも続く道、イジワルなあの子、甘ったるいケーキ。おんぼろの車の煙と花火の匂いが目に染みる。
ぜんぶぜんぶ、あなたからもらった身体で、世界を吸い込んで生きている。
伊藤亜和
映画史上、もっとも愛くるしいボニーとクライド!
かつて大切だった物をたくさん詰め込んでいたおもちゃ箱のような、
いつかの未来の自分に贈りたい輝きをとじこめた宝石箱のような、そんな映画だった。
児玉美月

好きな映像の空気感だなと思ったら、写真家ウィリアム・エグルストンの作品が参考にされているとプレスシートにあった。なるほど。おんぼろの1972年のシボレーインパラの窓の向こうにいつかのアメリカを幻視した。
サイトウユウスケ

普通のママが欲しい娘と、普通ができない母親。大人と子供、愛と憎しみ、憧れと落胆の間を行き来する「普通じゃない」逃避行。自分たちなりのやり方で愛し合うことを決めた旅の結末に、笑いとため息がこぼれました。
金井冬樹

愛しているのに正反対の二人の、不器用でスリルいっぱいの旅にときめきました!
MUCHI
COMMENT
(敬称略・順不同)
娘にクライド役を求める母親なんて碌なもんじゃない。
その母子関係が歪なのは事実だけど、
それでもそこに特大の愛があったのも本当で。
不器用で切なくてはちゃめちゃな2人の旅路、その時間のかけがえのなさを噛み締めた。
宇垣美里
奔放な母親と彼女を一途に慕う娘との不器用な交流を、アメリカンニューシネマへの衒いのない憧憬を通して描く王道ロードムービー。
社会の片隅で懸命に生きる人々を肯定する、その眼差しにショーン・ベイカー監督が共鳴を覚えたのも納得。
高橋芳朗
母と娘。生まれたからには、私たちには必ず母がいる。どこまでも続く道、イジワルなあの子、甘ったるいケーキ。おんぼろの車の煙と花火の匂いが目に染みる。
ぜんぶぜんぶ、あなたからもらった身体で、世界を吸い込んで生きている。
伊藤亜和
映画史上、もっとも愛くるしいボニーとクライド!
かつて大切だった物をたくさん詰め込んでいたおもちゃ箱のような、
いつかの未来の自分に贈りたい輝きをとじこめた宝石箱のような、そんな映画だった。
児玉美月

好きな映像の空気感だなと思ったら、写真家ウィリアム・エグルストンの作品が参考にされているとプレスシートにあった。なるほど。おんぼろの1972年のシボレーインパラの窓の向こうにいつかのアメリカを幻視した。
サイトウユウスケ

普通のママが欲しい娘と、普通ができない母親。大人と子供、愛と憎しみ、憧れと落胆の間を行き来する「普通じゃない」逃避行。自分たちなりのやり方で愛し合うことを決めた旅の結末に、笑いとため息がこぼれました。
金井冬樹

愛しているのに正反対の二人の、不器用でスリルいっぱいの旅にときめきました!
MUCHI
THEATER
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北海道地区
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
北海道 | シアターキノ | 011-231-9355 | 5/24(土)~ |
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
北海道 | シアターキノ | 011-231-9355 | 5/24(土)~ |
東北地区
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
宮城 | フォーラム仙台 | 022-728-7866 | 順次公開 |
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
宮城 | フォーラム仙台 | 022-728-7866 | 順次公開 |
関東地区
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
東京 | 新宿シネマカリテ | 03-3352-5645 | 4/18(金)~ |
東京 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 03-6259-8608 | 4/18(金)~ |
東京 | アップリンク吉祥寺 | 0422-66-5042 | 4/18(金)~ |
栃木 | 小山シネマロブレ | 050-3196-9000 | 4/18(金)~ |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 028-633-4445 | 5/2(金)~ |
群馬 | シネマテークたかさき | 027-325-1744 | 5/30(金)~ |
埼玉 | 川越スカラ座 | 049-223-0733 | 5/10(土)~ |
神奈川 | あつぎのえいがかんkiki | 046-240-0600 | 5/16(金)~ |
神奈川 | シネコヤ | 0466-33-5393 | 4/18(金)~ |
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
東京 | 新宿シネマカリテ | 03-3352-5645 | 4/18(金)~ |
東京 | ヒューマントラストシネマ 有楽町 | 03-6259-8608 | 4/18(金)~ |
東京 | アップリンク吉祥寺 | 0422-66-5042 | 4/18(金)~ |
栃木 | 小山シネマロブレ | 050-3196-9000 | 4/18(金)~ |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 028-633-4445 | 5/2(金)~ |
群馬 | シネマテークたかさき | 027-325-1744 | 5/30(金)~ |
埼玉 | 川越スカラ座 | 049-223-0733 | 5/10(土)~ |
神奈川 | あつぎのえいがかんkiki | 046-240-0600 | 5/16(金)~ |
神奈川 | シネコヤ | 0466-33-5393 | 4/18(金)~ |
中部地区
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
新潟 | 新潟・市民映画館 シネ・ウインド | 025-243-5530 | 5/10(土)~ |
石川 | シネモンド | 076-220-5007 | 5/3(土)~ |
愛知 | 伏見ミリオン座 | 052-212-2437 | 4/18(金)~ |
静岡 | 静岡シネ・ギャラリー | 054-273-7450 | 5/16(金)~ |
静岡 | 金星シネマ | 0557-28-0479 | 5/14(水)~ |
長野 | 上田映劇 | 0268-22-0269 | 5/16(金)~ |
長野 | 長野相生座・ロキシー | 026-232-3016 | 順次公開 |
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
新潟 | 新潟・市民映画館 シネ・ウインド | 025-243-5530 | 5/10(土)~ |
石川 | シネモンド | 076-220-5007 | 5/3(土)~ |
愛知 | 伏見ミリオン座 | 052-212-2437 | 4/18(金)~ |
静岡 | 静岡シネ・ギャラリー | 054-273-7450 | 5/16(金)~ |
静岡 | 金星シネマ | 0557-28-0479 | 5/14(水)~ |
長野 | 上田映劇 | 0268-22-0269 | 5/16(金)~ |
長野 | 長野相生座・ロキシー | 026-232-3016 | 順次公開 |
近畿地区
九州・沖縄地区
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
福岡 | KBCシネマ1・2 | 092-751-4268 | 順次公開 |
熊本 | Denkikan | 096-352-2121 | 順次公開 |
大分 | シネマ5 | 097-536-4512 | 5/10(土)~ |
沖縄 | 桜坂劇場 | 098-860-9555 | 順次公開 |
都道府県 | 劇場 | 電話番号 | 公開日 |
---|---|---|---|
福岡 | KBCシネマ1・2 | 092-751-4268 | 順次公開 |
熊本 | Denkikan | 096-352-2121 | 順次公開 |
大分 | シネマ5 | 097-536-4512 | 5/10(土)~ |
沖縄 | 桜坂劇場 | 098-860-9555 | 順次公開 |



監督:ザラ・ドヴィンガー
出演:ローザ・ファン・レーウェン、フリーダ・バーンハード、マクシミリアン・ルドニツキ、リディア・サドウカ 他
原題:KIDDO|オランダ|2023年|91分|カラー|オランダ語・英語・ポーランド語|フラット|5.1ch|PG12
日本語字幕:近田レイラ|字幕監修:松本俊|後援:オランダ王国大使館、ポーランド広報文化センター|配給・宣伝:カルチュアルライフ
© 2023 STUDIO RUBA
監督:ザラ・ドヴィンガー
出演:ローザ・ファン・レーウェン、フリーダ・バーンハード、マクシミリアン・ルドニツキ、リディア・サドウカ 他
原題:KIDDO|オランダ|2023年|91分|カラー|オランダ語・英語・ポーランド語|フラット|5.1ch|PG12
日本語字幕:近田レイラ|字幕監修:松本俊
後援:オランダ王国大使館、ポーランド広報文化センター|配給・宣伝:カルチュアルライフ
© 2023 STUDIO RUBA

監督:ザラ・ドヴィンガー
出演:ローザ・ファン・レーウェン、フリーダ・バーンハード、
マクシミリアン・ルドニツキ、リディア・サドウカ 他
原題:KIDDO|オランダ|2023年|91分|カラー
オランダ語・英語・ポーランド語|フラット|5.1ch|PG12
日本語字幕:近田レイラ|字幕監修:松本俊
後援:オランダ王国大使館、ポーランド広報文化センター
配給・宣伝:カルチュアルライフ
© 2023 STUDIO RUBA